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相続財産調査にかかる費用相場は?自分で調査することは可能?

相続財産調査とは、故人(被相続人)がどのような財産を持っていたのかを遺産分割をする前に調査することをいいます。

今回は相続財産調査にかかる費用相場や自分で相続財産を調査することが可能かなどを解説していきたいと思います。

相続財産の調査方法とは?

相続財産の調査方法は、被相続人が生前持っていた財産の種類によって異なります。

例えば、遺品整理などを行ったときに、通帳や銀行カードなどが出てきた場合には、被相続人が亡くなったことを銀行などの金融機関を伝えて、預貯金などがどれくらいあるのか確認してもらいます。

また、土地や建物などの不動産の場合、固定資産税の領収書や不動産のある役所で確認できる名寄帳をみて確認します。

その他株式などの有価証券が相続財産にある場合には、証券会社に問い合わせをするなどが考えられます。

弁護士に財産調査を含む相続に関する依頼をしたときの費用相場

弁護士に財産調査など相続に関する依頼をした場合、さまざまな手続きを代理してもらうことができます。

費用に関しては、一般的に着手金として20万~30万円、そして報酬金を支払うことになります。

報酬金の相場は以下の通りです。

 

300万円以下 16%

3000万円以下 10%(+18万円)

3億円以下 6%(+138万円)

 

上記はあくまで相続調査費用の参考としての相場目安であり、基本的に各法律事務所が相続調査費用を自由に設定しています。

(旧)日本弁護士連合会報酬等基準

相続財産調査は自力でできるのか?

相続財産調査は、被相続人の遺産がそれほど多くない場合や、またある程度どのような種類の遺産があり、どの程度残されているのか把握しているのであれば、自力で行うことも可能です。

ただし、被相続人が資産家であったり、遺産に株式や暗号資産などさまざまな種類があったりする場合には、自力で行うと後になってトラブルになることもあります。

そのため自力では難しいと感じた段階で弁護士に相談した方が良いでしょう。

まとめ

今回は相続財産調査について解説していきました。

遺産分割を行う前に相続財産調査を行わないと、後になって隠れた財産が出てきてしまい、相続人同士でトラブルになったり、相続税の追徴課税をされたりという問題が発生する可能性があります。

そのため、被相続人が資産家だったり、財産に関する資料などが遺品整理で見つからない場合には一度弁護士に相談することも検討してみた方が良いでしょう。

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